「家づくり知っ得情報12」

「家づくりに大切なマネー12」
ーつなぎ融資ー
前回、書かせていただいたように、入居するまでに、多くに費用が発生します。そのため、住宅ローンの資金を受け取るまでに、別の融資を受ける必要があり、これを「つなぎ融資」といいます。
特に、公庫等の融資を受ける場合、住宅の引渡しをし、本人が居住して、建物の保存登記が完了してから融資実行です。ですから、工事業者に融資実行まで待ってもらえない限り、「つなぎ融資」は必要です。
但し、「代理受領」と言う、工事業者が公庫等から直接融資を受ける契約をすると、残金決済は待ってもらえます。こうすれば、「つなぐ融資」を受けなくてもすみますが、契約金、着手金、中間金は必要で、後は工事業者次第ですので、確認して下さい。
民間住宅ローンで融資を受ける場合は、柔軟に対応してくれますので、ローン申し込み時に、相談してみて下さい。
当然、「つなぎ融資」を受ける場合は、金利や手数料が発生しますので、合わせてご確認下さい。
入居後、住宅ローンの支払いに合わせて、不動産取得税、固定資産税、都市計画税、自治会費等の支払いもありますので予算計画する際、考慮したほうがいいでしょう。
こうして、家づくりにはいろいろと費用がかかります。そのため、総予算を把握し、資金調達方法を考え、支払い時期考慮して、資金計画を立てて下さい。
私は、住宅金融普及協会http://www.sumai-info.com/common/index.htmlの「住宅
ローンアドバイザー」の資格を持っていますので、お気軽にご相談下さい。
次回は、「家づくりに大切なマネー」最終回で「マネーの得する方法」をお送りしま
す。