「家づくり知っ得情報10」

「家づくりに大切なマネー10」
ー住宅ローン返済の裏わざー
住宅ローンを上手に返す方法を3つご紹介します。
裏わざその1、
「繰上げ返済」
繰上げ返済とは、毎月の返済額とは別にまとまった金額を返済することです。
繰上げ返済には、返済期間を短縮する「期間短縮型」と毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」があります。どちらもなるべく早く返済すると利息が減るため、負担軽減になります。さらに「期間短縮型」のほうが効果は大きいです。
裏わざその2、
「条件変更」
住宅ローンの返済条件(返済期間や毎月とボーナスの返済比率、返済タイプ等)を変更することです。借りた後でも、無理や無駄がないか見直すことで、軽減が計れます。
以前は条件変更が認められない場合が多かったが、最近では手数料を払えば、認められるようになった。 変更後の返済額と手数料を合わせて計算して、良い条件を選んでみて下さい。
裏わざその3、
「借り換え」
今の住宅ローンを完済して、他の有利なローン(低金利や固定金利等)に組み替えることです。
借り換えの場合、手続き費用や担保設定費用がかかるので、最低20〜30万円必要です。そこで、借り換えの目安として、ローン残高1,000万円以上、返済期間10年以上あり、借り換え後の金利が1%以上も下がる場合は、検討してみる価値はあります。
次回は「マネーの支払いスケジュール」についてお送りします。