「緑のカーテン!失敗」
弊社の事務所で以前、イベントで話をしていた緑のカーテンの様子をご紹介。
「夏を涼しくする方法」として、建物の前にネットを張ってツル性の植物を植える。
この「つる性に植物」が、夏の暑さの原因である輻射熱を家の中に入れない役目をする。
「水の幕で建物を覆う」、すなわち、常に水を保持している植物で覆うと、熱が入ってこない。

その様子は、上記の写真のような状態ですが、いろいろと失敗しました。
失敗1、ツル性の植物選定の間違い。
・クレマチスという、きれいな花の咲く植物にしたが、ツルの伸びが非常に遅い。
植木屋さんに相談して決めたが、高い(一株2,200円)割には効果がない。
観賞用のため、花が咲くのがメインになり、ツルの伸びを抑えているものもあるそうです。
クレマチスが1mぐらいしか伸びていない。
失敗2、ネットの張り方に問題有り。
・田の字型のネットのため、つるが一箇所に集中する。
オーシャンブルー(一株600円)のため、まっすぐに伸びてしまい、固まってしまう。
園芸用だと、ひし形の状態にするので、ツルの広がりがある。

ツルの伸びはいいが、固まったオーシャンブルー。
失敗3、実がなるものはにおいがきつく、肥料に注意。
・ゴーヤやトマト、なすびを植えたが、茎を触るとにおいがかなり手に残る。
・肥料(有機化成)をやりすぎて枯れてきた。
・但し、非常に安価(ゴーヤ一株100円)で、効果は大きい。

肥料をやりすぎて枯れてきた。

ゴーヤの実が大きくなってきた。

