住宅健康調査の結果報告

安全な住環境に関する研究会の勉強会が大阪で開催。

近畿大学 岩前教授より研究会の検証と今後の取り組みについて発表
健康維持のために、生活習慣(運動、休息、睡眠、栄養、ストレス処理等)の
改善はかなり取り組んでいるが、住宅環境改善はあまり重要視されていない。
そのあたりは研究会が今回の調査結果をもとに声を大にして言わなくていけない!
と、いう話の中で、
アレルギーと断熱性能について研究結果をお聞きしました。

以前症状が出ていた人の中で出なくなった人割合を表した表です。
のどの痛み、花粉症、せき、目のかゆみ等のアレルギーは、
断熱性能のグレードが上がるほど症状が出なくなった人が多い。
また、アトピー性皮膚炎の人はほとんど症状が出なくなっています。
このあたりの研究結果については、
安全な住環境に関する研究会のホームページの
平成20年度住宅健康調査第1次調査結果をご覧ください。
調査は、過去10年以内に、高断熱の戸建て住宅に転居した家庭を対象に、
寒冷感などの報告と、咳やアレルギーなどの健康障害などの変化について
約100件ほどのアンケート結果概要を報告されています。
アンケートについては、弊社のお客様にも協力頂きました。
その節は、ありがとうございました。
そして、上記の結果を考察すると、
私のアトピー性皮膚炎が非常によくなって、ほとんど何もせずに、
日々の生活ができているのも、
「断熱性能の高い自然素材の健康住宅」に暮らしているからだろうか。
それについてもまた自分なりに検証しようと思います。