入母屋の建物減築工事その③

入母屋の大きな建物を2Mほど切断して、減築工事をしています。

棟木、母屋を残して、入母屋の下地を作っていきます。

この上に杉板を貼り、防水シートを貼って瓦を葺きます。

平瓦を葺いて、

棟瓦を葺きました。

正面から見ると母屋部分が入っているので入母屋(いりもや)と言います。

この後、奥のバラ板部分を仕上げていきます。

入母屋(いりもや)屋根とは、

寄棟(よせむね)造りの棟木を水平に伸ばし、
切妻(きりつま)屋根となるような形の屋根。
社寺建築・一般住宅に多く見られる屋根であり、
切妻屋根と寄棟屋根とが結合した考えられる屋根形状。
小屋裏換気に関しては、開口部を多く得ることができる
屋根形状となっている。
和風住宅で多く採用された屋根であるが、現在は高級な住宅のみである。