特定建築物の定期調査

特定建築物の定期調査の依頼を受け、
今日は、マンションを2件建物診断しました。

屋上の防水検査から始まり、

各階の共用部の調査を行い、クラックや腐食、建物状況を

細かく確認し、基礎や外周状況まで調べて報告します。

他には、勾配屋根に上り防水状況も確認したり、

RC構造の場合、打診をしながら、浮きや爆裂の状況を調査します。
特定建築物(特殊建築物)として指定された公共性の高い建築物は、
利用者の安全のためにも建築物全体が常に適法状態にあることを
定期的に報告する必要があり、そのために制度化されたものが
特定建築物定期調査になります。
特定建築物調査を行うことができる資格者は、一級建築士、二級建築士、
そして指定された講習を受講修了した特定建築物調査員です。