蓄熱暖房器に対する考え方
弊社に「蓄熱暖房器」が7KW2台、4KW1台設置しています。
冬の寒い日にでも朝、出社しても暖かく快適に事務作業ができています。
深夜電力と言う電気料金が安く設定されている夜間に電気を使って
貯め込んだ熱を昼間の生活時間帯で放熱し、暖房に使っているので
電気代が安くなって、ランニングコストが安くなります。
そのため、今まで、
蓄熱暖房器を推奨し、新築住宅の8割ほどの方に採用していただきました。
しかし、蓄熱式暖房機は、消費電力が一番高い暖房機器なのです。
原子力発電所が稼動しなくなると夜間の電気代について、
考えなおされるかもしれません。
電気代が安いから、電気消費量は少ないのではないのです。
目先の電気料金が安いからと言って、蓄熱式暖房器を使っていました。
蓄熱式暖房器は、電気をたくさん使うのです。
だから、省エネ機器ではない。
今後は、小さなエネルギー、少ないエネルギーをもっと、
もっと効率よく使う仕組みが必要になってきます。
となると、暖房についてどうするのか?
そのあたりも検討しました。
次回につづく。

