世界最大の宮殿群

「北京建物探訪の旅 その⑤」
世界最大の宮殿群「故宮博物院(紫禁城)」の宮殿建築の装飾を紹介。

基檀から何本も出ている龍の形をした石の彫り物とは?
雨が降ると先端から水が噴き出す「雨水排水」です

大きな水瓶が建物近くに何箇所かある理由とは?
木造建築のため、火災に備えて水を貯めておくものです。
上記と合わせて雨水利用するとECOなのにと思った。

500年も前に敷き詰められた床石にある工夫が?
実は、石を縦横に並べた15層で厚さ2mもあり、
いかに外敵の侵入に用心していたかがわかる。
さて、宮殿を北へ抜けると小高い人工の山が「景山公園」です。

この山は近くの堀を掘った時の残土で造った理由とは?
風水では北から邪気がやってくると信じられており、
それから「紫禁城」を守るため造られたといわれています。
その「景山公園」からだと「紫禁城」が一望できる。

南北961m、東西753m、敷地面積72万㎡と現存する宮殿群として
世界最大で、1420年に完成したそうです。
 
ズームアップしてみると、幾多にもオレンジの屋根が連なっている。
さて、宇宙から見える建造物と言われた「万里の長城」は明日へ、