トステムのサッシで防火性能不足

防火性能不足が明らかになったのは、トステム「シンフォニー」という
アルミ樹脂複合サッシの引き窓のうち住宅防火戸製品です。
国土交通省は1月28日、トステムが販売した防火性能をもった樹脂サッシで
大臣認定とは異なる仕様の製品が販売されていたことが判明したと発表した。
認定仕様は火災時に樹脂材が軟らかくなってもガラスが脱落しない機構と
なっているが、販売されていた製品はそのような機構になっていなかった。
昨年10月のサンプル調査でも、同じ認定仕様の三協立山アルミのサッシで
不適合が判明していた。  
他の同じ認定仕様のYKKAP、新日軽、不二サッシの製品についても調査中。
ちょうど弊社でも施工中の現場があり、急遽、お客様と打ち合わせの上、
サッシの仕様変更を行い入れ替えの方向で進めています。
そうしないと完了検査が受けれないため、施工中の現場を優先して対応しています。
トステム、三協立山アルミのサッシについては、弊社で使用実績のある商品ですので、
弊社にて施工させていただきました建物でも該当することになります。
今回の不具合は、建築基準法による耐火性能の部分で、防火地域や準防火地域の
お施主様が対象となり、引き渡しが終わっているお施主様には、随時メーカーより
連絡対応させて頂いています。