立冬

11月7日が二十四節気で言うところの『立冬』に当たります。
太陽の黄道は、地球の赤道上に描いた天の赤道と約23.5度の傾きがあります。
太陽が黄道上で一番北よりの点を通過する時刻が夏至、反対の南よりを
通過する時刻が冬至です。
夏至と冬至のちょうど中間点で、太陽が天の赤道上を南から北へ通過する点を
春分点、北から南へ通過する点を秋分点といいます。
太陽が春分点、秋分点を通過する時刻が、それぞれ春分、秋分であり、
それらを含む日が、それぞれ春分の日、秋分の日となります。黄道を春分点から
はかった角度を黄経といい、春分は零度、秋分は180度、そして立冬は225度。
最近は温暖化が進み、“冬来る”と言えど11月の初めはまだまだ秋。
しかし日中の陽射しは幾分弱まり、日暮れが早くなって朝夕には空気の
冷たさを感じ始める頃です。  
そして、今年は「ラニーニョ現象」のため、夏は暑く、冬は寒くなるそうです。
是非とも、寒さ対策は十分考慮てみてください。
ちなみに、「エルニーニョ現象」の時期は冷夏で暖冬です。