コンパクトで機能的な家とは?
今日から15日まで、弊社は「お盆休み」です。

昨日、休み前ということで、社内でバーベキューをしました。
さて、
「コンパクトで機能的な家」とは、具体的にどのようなものでしょうか。
リビングの一角を畳コーナーにして多目的スペースとする、
2階をオープン空間にして間仕切り家具などで仕切る、
階段の踊り場や上がりきったところに家族共有の書斎等を設ける、
スキップフロアーによる中2階や小屋裏などを設けて多層空間にする、
といった提案は代表的で、最近の住宅の共通点とも言えます。
このところ増えているのは、リビングに応接セットを置かない、
床座生活(座卓を置いて直接床に座る)の提案です。
人数を限定せずに寛ぐことができ、視点が低くなることで
空間の広がりを感じることもできます。
また、ダイニング・キッチンと繋がったリビングを襖で仕切ることで、
臨時の客室としても活用できるという提案を行っています。
もう少し踏み込んだ省スペース提案としては、
玄関からLDKまでを一体空間とする提案もあります。
この提案は、リビングの一部となる玄関の見映えに配慮し、
下駄箱をアイストップとして使ったり、デザインを考慮した
インテリア家具として考えることも大切です。
その他では、家族の共有スペースに学習空間を設け、
子ども部屋は睡眠・収納に足りる面積しかとらないという提案あります。
省スペース提案は成熟化の領域にあると言え、
この点で差別化を図るには、既成概念にとらわれず、
「何をするために、どれだけの面積が必要か」という点を
突き詰めて考えていく必要がありそうです。

