お客様からのQ&Aその6

Q&A その6 「自然素材の考え方」
Q:「自然素材は良いけど使いすぎるときつすぎて逆に負ける」とも
 言われていますがが、これについて日置建設さんはどんな意見をおもちですか?
A:確かに、自然界で、木の樹種によりホルムアルデヒドを発生するものもあります。
 特に、ヒバや桧は、ヒノキチオールという成分があり、木が自分自身を害虫から
 守るために必要なものなので、少し香り等がきつく感じる方もいます。
 特にアレルギーの方は、サンプルの木をお渡しして、1週間ほど枕もとへ
 置いて頂き、 その木が体に合うか確認していただいて大丈夫ですと
 建物に使用させていただく場合もあります。
 私たちはもともと自然界で生きていました。
 しかし、空気が汚染され、食物が添加物だらけになり、害虫等を避けるため
 農薬がまかれ、人としての自然治癒力がどんどん失われ、薬にたよりつづけて、
 アトピーになったり、ぜんそくになったり、化学物質過敏症になったりします。
 
 そのためにも、私が少しでも皆様のお役にたてるのは、
 自分自身がアトピーで苦しんだ分、建築という職業を通して、せめて建物には、
 自然のものをふんだんに使い、いいものを適正価格で提供したいと考えています。
 ただ、コストも関係するため、そのあたりの「さじ加減」が一番難しいです。
 さらに、自然素材だけでは安心な快適な生活は送れません。
 耐震性、断熱性、気密性、維持管理も大切です。
 断熱性と気密性がいい部屋に長く暮らすには、できるだけ自然素材を使わないと
 どんどん体は悪いもの(化学物質等)が蓄積され、シックハウスになってしまいます。
 そんな思いで、私どもは自然素材の健康住宅づくりと長期優良住宅にこだわり、
 安心して快適な暮らしを提案しています。
 どうぞ参考にしてみてください。