化学物質過敏症が病名認定
今年の10月1日から健康保険の適用が病名として認められた
「化学物質過敏症」。 患者にとっては大きな心の支えに!
化学物質過敏症とは、
非常に微量の薬物やある種の化学物質の摂取によって
健康被害が引き起こされるとする概念。
人体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると
引き起こされるとされており、個人差が大きいといわれる。
化学物質の摂取許容量と同様に、発症原因および症状、
その進行・回復速度や度合いも多種多様であるといわれる。
未だ、定義、診断方法等の検証が十分とはいえない部分があり、
疾患概念自体に疑問を持つむきもある。
Wikipediaより
「シックハウス症候群」が病名登録されたのが2002年。
翌年に建築基準法が改正され、内装建材に含まれる
ホルムアルデヒドとクロルピリホス等の規制が始まり、
以来新築時のシックハウス被害は減少した。
今後、「化学物質過敏症」に対して国がどのような策を
講じるのかが、建築業界としても注目されている。

