24時間換気のQ&A

今回は、建築基準法でも義務付けられている24時間換気についてのQ&A

弊社は第1種換気で、全熱交換型の24時間換気システムを採用。
Q1 : 24時間換気の種類と内容について教えてほしい?
A1 : 「第1種換気(給排気型)」
   給気・排気共機械換気で強制的に行う換気方法
   機械換気の中で最も確実な給気・排気が可能な方法
   空気の流れを制御しやすく、戸建て・集合住宅に適している
    「第2種換気(給気型)」
   給気は機械換気で行い、排気は排気口から自然に行う換気方式
    「第3種換気(排気型)」
   給気は給気口等から自然に行い、排気は機械換気で強制的に行う換気方式
   排気が機械換気のため、湿度が壁内に侵入しにくい
   高気密住宅では、低コストで計画換気が可能
Q2 : 通常、住宅ではどのタイプを使用していますか?
A2 : 通常はコストの安いタイプで、「第3種換気」が主流です。
Q3 : 第3種換気だと冬が寒いと聞いたが、ホント?
A3 : 居室に給気口設け、廊下やトイレから換気扇で排気するので、
   冷気が居室に直接入り、 廊下・トイレから暖気が外へ出てしまう。
   当然、冬は寒いはずです。(給気口の工夫が必要です。)
   実は私の家も第3種換気で、冬が寒いので、冬は換気扇を止めています。
   但し、24時間換気を止めると結露しやすくなります。要注意!
Q4 : 第1種換気はダクト式のため、ダクト内の汚れが気になります、如何ですか?
A4 : メーカー曰く、まずフィルターでゴミが入らないようになっているのと、
   配管径が大きいほど、あまりたまらないそうです。
   出来るだけ、こまめにフィルターの清掃をすると大丈夫だそうです。
   通常、60㎜程度の配管ダクトが多いようですが、弊社のダクト配管は、
   排気が150ミリ、給気が100㎜のため、汚れにくくなっています。
Q5 : ダクト式の場合、ダクト内結露のリスクもあると言われています、如何ですか?
A5 : ダクト内結露は、換気を止めると結露が生じることもあるようです。
   24時間換気のため、換気はつけたままだとダクト内結露は起こらないそうです。