建設業の現状と必要とされるべき姿とは?

近畿建設青年会議主催のもと、マスコミ関係者と有識者との座談会が大阪で開催。
座長は、慶応義塾大学工学部 教授 米田雅子様です。
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座談会の様子
討議の内容は、
建設業の今の非常に厳しい現状と問題について討論.。
右肩上がりだった経済もバブル崩壊後、平成8年から下がる一方。
さらに小泉政権でも公共工事削減と言う大きな構造改革で拍車をかけた。
ここに来て、デベロッパー(不動産会社)の相次ぐ倒産、サブプライムローン問題、原油や資材の高騰等と今までにない非常に厳しい状況化にある。
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S58年〜H19年の推移
上記のことをふまえて、
今後の方向性、地域建設企業が求められる姿について話しあわれました。
・地域に必要とされる企業を目指す
・林業や農業といった他産業と手を取り下支えする
・耐震化補強改修に力を入れる
・企業としての強みをいかす
建設業は物言わぬ産業と言われるぐらいメディアの使い方が下手である。
ただ、官公庁の与えられた仕事を落札して工事を完成させ、収めるだけなので、メディアとしても記事にし難い。
その中で、マスコミの方から、メディアの使い方や情報発信のしかたについてアドバイスを頂いたり、成功企業の具体例も聞かせていただき、いい勉強になりました。