「アスベスト対策」

今、大きな社会問題になっている「アスベスト」について、兵庫県主催の対策研修会に行ってきました。
石綿(アスベスト)は安価なため、建築資材にはたくさん使用されていました。
石綿(アスベスト)の種類は具体的に
・飛散性アスベスト
 吹付け石綿(鉄骨造の耐火被覆)
 吹付けロックウール(壁・天井吸音用)
 石綿含有ケイカル板(鉄骨造の耐火被覆)
 その他
・非飛散性アスベスト
 石綿スレート波型(工場の屋根・壁材)
 平板石綿スレート(住宅の屋根材)
 石綿サイディング(住宅の外壁材)
 石綿含有ケイカル板等(室内天井材)
 ビニール床タイル(石綿含有)
 その他たくさん有り
 非飛散性アスベストについては解体等により粉塵が発生する場合に注意して下さい。
今後、建物解体工事に伴いアスベストの飛散が発生し対策等が検討されています。
石綿は、自然にある鉱物であり、法規制の対象は6種類です。
蛇紋岩・・ クルソタイル(白石綿)・配管系等・吹付け等に使用
角閃石・・ クロシドライト(青石綿)(S7年に製造禁止)
アモサイト(茶石綿)  (S7年に製造禁止)
アソンフィライト  (市場には少ない)
トレモライト    (市場には少ない)
アクチノライト   (市場には少ない)
以上
石綿による疾病として、
? 石綿肺(潜伏期間20年〜30年)
? 肺がん(潜伏期間20年〜30年)
? 中皮腫(潜伏期間30年〜40年)
そのほかアスベストについてQ&Aは 国土交通省のホームページQ&A をご覧下さい。