松陰の家、安心構造にプラスα
HKハウス松陰の家、制振ダンパーを搭載。
弊社では、木造の構造躯体は「許容応力度計算」を行っていて、
木造の最高等級の3を標準としています。
「許容応力効力度計算」とは、
小規模な建築物に用いられる構造計算の方法のことで、
建築物にかかる固定荷重や積載荷重に地震力などの
長期荷重、及び短期荷重を想定して応力を算出し、
それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるか
どうかを許容応力度(限界点)と比較するというもの。
本来ならば、木造住宅でも「許容応力度計算」をしたほうがいいが、
手間とコストがかかり、義務付けられていないので簡易計算の
「壁量計算」をされる方が圧倒的だが、全然違うため、ご注意ください。
安心安全の構造躯体は、是非「許容応力度計算」をお勧めします。
そして、松蔭の家では、
ミューダムという制振ダンパーを6本設置しました。
制振ダンパーとは、振動する建築物や構造の振れを減衰する装置です。
建物が揺れた際に、揺れ続けたり、変形・損傷したりしないように、
構造に組み込んだ「ダンパー」と呼ばれる装置が変形することによって
エネルギーを吸収し、揺れを抑えます。
ミューダム®は、刀と鞘のような二重構造の鋼管がスライドする
筋かい型ダンパーです。 地震が発生すると、スライド部分でアルミと
鋼材の「金属流動」が起こり、地震エネルギーは熱エネルギーに
変換され揺れが低減します。