「お隣さんの擁壁水抜き穴から、
ズーッと水が出でいる!」
少し変わったご相談でした。
斜面に建っている家に良く見かけるコンクリートの壁(擁壁)。
コンクリートの壁で地面を囲ってしまうと
雨水が抜けなくなってしまいます。そこで、水抜きのパイプを設置します。そのパイプから水が出るのは
当然のこと…。ですが、毎日、毎日そこから水が出ているのです。
????? 湧き水?地下水脈?
ご相談者さんは、「お隣さんの生活排水管がここに繋がっているのではないか?」
とおっしゃいますが、工事の手順を考えても、そんな事はまず無いはずです…。
原因はなにか????
答えは意外と簡単に出てきました!
ご相談者さんのおっしゃる通りに、お隣さんの生活排水管に水を流すと、
本当に水が出てくるのです。そしてお隣さんの桝(マス)を確認すると穴が開いていて
そこから生活排水が土に流れ出ていたのです
現在は樹脂製の桝の設置が一般的ですが、
昔はコンクリート製の物が使われていました。
今でもそのままお使いのお宅は、
沢山あります。
しかし老朽化の進んだコンクリートの桝は、ヒビが入ったり、木の根っこが進入したり
、壊れて排水が流れ出ている事があります。
今回はお隣さんがお客様になっていただきましたので、「ズーッと出ている水」の
原因を解消する工事を行う事ができました。
古いコンクリートの桝を取って、
新しい樹脂製の物に取り替えるのです。
工事は難しいものではありません。
うまく設置ができました。
プロですからね、あたり前ですね…。
最後には水も流して、テスト完了!
ご相談者さんの長年の悩みもこれで解消です。
工事のご依頼有難うございました。
あ! その水抜き穴! ズーッと水がでていませんか??