もとは築50年ほどになる洋館風の2階建てで、何度も増改築を繰り返していました。老朽化して家全体がきしみ、土壁で冬の寒さも厳しかったので、最初はリフォームを考えていたんです。でも耐震や断熱も考えるとリフォーム費用が高くなり、建て替えてもあまり変わらないということで、新築することにしました。
はじめは性能に惹かれてハウスメーカーを訪れましたが、自由がきかないんですね。そこでネットで地域の工務店を探しました。シンプルな家がいいと思っていたので、その視点で何社か選びました。
決め手の一つは床下エアコンですね。快適でメンテが簡単なのもいいと思いました。外断熱や自然素材も気に入ったポイントです。
まず、「玄関なし」!(笑)。ただの靴脱ぎ場になるなら、無駄なスペースだと思っていたんです。玄関は家の顔、との意見もあるでしょうが、それより機能が大切だと思うので。
(奥様)最初は抵抗がありましたね。でもかしこまったお客様はそんなにないので、いいのかなーと納得しました。
(お母様)私も慣れました(笑)。
たくさんあります。年月とともにいい色になる杉の床。広いウッドデッキ。柱を見せる真壁工法。家全体がワンルームになるような開放的な間取りも希望しました。
(奥様)夫に任せた部分が多いのですが、キッチンや洗面、洗濯物干し場などは希望を叶えてもらいました。
楽しかったですね。ネットや本で温熱環境などについてたくさん勉強もしましたし、ワガママにも随分応えてもらいました。
冬はあまり補助暖房を使わず、床下エアコンのお陰で、暖かく過ごせました。光熱費は以前の家の半分くらいになったんですよ。夏もエアコン1台で快適。寝室のエアコンは使ったことがありません。日置さんに頼んでほんとによかったと思っています。
ご主人が温熱環境についてよく勉強されておられたのでこちらも色々と学ばせていただきながら、スペースプロ一級建築士事務所の岡田さんとプランと間取りについてもしっかり対応させていただきました。 プラン段階で玄関は作らないと言う自論を持っておられ、こちらとしても少し戸惑いましたが、F様が納得され、細かいところもしっかりと対応し、ご満足いただけるお宅が完成しました。今後ともしっかりとサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
2020.07.07
2020.07.06
2020.07.02
2020.07.01
2020.06.29