こちらの平屋の住宅は、ご高齢のお母さまが住まわれるお家で、室内の段差をなくし、引戸が基本として、主要な箇所には手すりを付けるなど、細やかな設計を行っています。そして、仏壇を置く部屋もあえて畳敷きとしない。玄関として改まった設えは不要。など、家族の「今」と「将来」を合理的に考えられ、ご家族にオリジナルな「今」を明確にしめしていただきました。
内部は「真壁」=柱梁が見えいてる、和風建築の伝統的なしつらえであり、外からは片流れに、濡れ縁の庇が優美な和風フォルムとなるデザインとなるこの建築。今とこれからを新たな思考で構成された「思い切ったIMA和風」の家です。